東洋医学においても栄養療法(食養生)は非常に重要です。
近年漢方治療、心理療法等のみならず分子栄養学領域の知見を活かして栄養療法を併用することで、体調の回復が早いこと、また漢方等では治りきらない不調が栄養療法でさらに改善することを経験するに至り、積極的に栄養療法を取り入れています。
栄養療法の取り組みには、食べ物の選び方、食べるタイミング、購入するべきサプリの検討など、ある程度ご本人が労力を払う必要がありますが、その時その時の状態によって頑張れる度合いが異なります。
栄養を気にするあまりに本末転倒にならないよう、逆に薬などに頼りすぎて食生活が疎かになりすぎないよう、バランスを意識しながら治療方針を立てることにしています。