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木賊

トクサさん、漢字で書くと砥草、木賊 どっちにしてもなんかいかめしい。

 

英語にしたらEquisetum hyemale、

属名のEquisetum は馬の尻尾てな意味だそうです。

 

そこらにさりげなく生えてはりますが、随分昔から地球にお住いのようで、化石でしか残っていない親戚筋も多い中、今もこうやって京都の街を彩ってくれてはる、大先輩、だそうです。

 

も少し細かい情報を収集したかったのですが、wikipedia の解読で眠くなり寝てしまいました。

 

名の通り砥草、サンドペーパーみたいな使い方をされることもあり、中薬の生薬として用いることもあり、欧米でもメディカルハーブとして使われるようで、こう見えてなかなかの実力者です。

 

個人的には、この方の生き残り仲間に、Equisetum myriochaetum、AKA(またの名を) Mexican giant horsetail というでっかーいのがあるらしいのが興味深く、メキシコやらの中南米に行くか、もしくはどうもスコットランドの植物園にも植えてあるようなので(これもwikipedia情報)一度どこかでお会いしたいですね。

彼(彼女)以外のでっかい仲間は皆さんほぼ絶滅して化石燃料となってたりってことで、どんなお気持ちかをお尋ねしたく。(植物と話す才能ないですが)

 

暑い夏ですが、こういう役に立つのやら立たないのやらのどうでもよさげなことを冷房の効いた部屋でぼけっと考えていられるのは幸せです。

 

そしてそういう役に立つやら立たないやらわからんことを、多少外野が「そんなんにして何になるの」「そんなことしてて将来どうするの」とか言ってくるのもスルーして、自分の興味関心の赴くまま、テキトーに追求するのが、人生の醍醐味だとおもうのであります。

 

トクサのように、なんやったらこっちにはサンドペーパーなみのギザギザありまっせ!擦り減らしまっせ!とそれなりの武具??を装着しつつ、伸びたい放題に生きるのは、相当にアリですね。

 

古世代以来の大先輩(の子孫)のトクサ先輩にまつわる小話でした。