治療方針に関して、西洋医学との併用について

当クリニックでは、漢方・カウンセリング・自然医療を中心に、
体質の改善や自然治
力のサポートを目指した医療を行っています。

これは、一般的な西洋医学の中ではあまり扱われない領域を専門にしているためです。

 

漢方治療 カウンセリング 自然医療

 

もちろん、西洋医学にも大きな役割があります。
感染症・外傷・心臓や血管の病気・救急対応など、
現代の医学が強みを持つ場面では、その恩恵を最大限に受けるべきだと考えています。

当クリニックでは、「東洋医学専用のかかりつけ医」として、

すでに治療を受けておられる方は他の病院・医院との併用を前提にご利用ください。

 

初診時にすでに治療中の病院がある場合は、
原則としてそちらの治療を継続していただきます。

 

まだ診断がついていない場合や、
症状が急を要すると判断される場合は、
先に専門の医療機関をおすすめすることもあります。

 

重い症状や急を要する病気は、西洋医学の出番です。

 

その上で、日常生活や体質から整えていくことで、
薬の量を減らしたり、治療そのものが不要になることを目指すのが当院の方針です。

 

また、現代医学では診断がつかず、治療も難しいような

  • 「全身がだるい」

  • 「気分が不安定」

  • 「なんとなく不調が続く」

といった症状には、漢方や自然医療が役立つことが多いです。

 

西洋医学でも拾いきれなかった悩み、あきらめず一度ご相談ください。
あなたに合った方法が、見つかるかもしれません。

 


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ERIクリニックの基本的治療方針


からだにやさしい治療

当院の診療では、漢方・自然医療などを中心に、
体のバランスをえ、自分の治る力をき出すことを目指しています。

必要に応じて西洋医学のサポートも組み合わせながら、
できるだけマイルドで、持続可能な方法で改善していく方針です。

副作用が少ないとはいえゼロではありませんので、

体調の変化には注意を払いつつ一緒に確認していきます。 


全体を見る医療

症状が出ている場所だけを見るのではなく、
体全体・気分・睡眠・ストレス・家事や仕事など生活状況なども含めた

“全体像”を大切にしています。

長く続く不調の原因が見えてくるのは、
こうした視点からアプローチできたときです。


元気になる医療

漢方ただ病気を治すだけでなく、

生き生きとした元気を取り戻すことを、
最終的なゴールにしています。

元気になると、日常の意欲や対応力も上がり、
人生の困りごとにも立ち向かいやすくなります。



治療の選び方

◎ 漢方や自然医療が向いている方🌿

  • 西洋薬の副作用が出やすい

  • 自分の体調を見ながらコツコツ続けられる

  • 食や生活に気をつけたい気持ちがある

  • 自然なものが好き

△ あまり向かない傾向のある方:

  • 薬に味があるのが苦手

  • 即効性だけを求めている

  • 生活改善や継続に抵抗がある

→ 興味がなくても続けられた方もいますが、
あまりにスタンスが合わないと効果を実感する前にやめてしまうことがあります。

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自然医療やカウンセリングについて

味や副作用、継続性の観点から漢方が難しい場合、
ホメオパシーや心理的アプローチを提案することもあります。

こちらは自費診療となりますが、
他の医療で行き詰まりを感じている方には、
良いきっかけになる場合があります。


栄養療法

東洋医学では、食事(食養生)も治療の大切な一部と考えます。

 

最近では、漢方や心理療法に加えて「分子栄養学(オーソモレキュラー)」と呼ばれる栄養医学の知見も積極的に取り入れています。栄養の状態を整えることで、体調の回復がより早く進んだり、漢方や他の治療だけでは取りきれなかった不調が改善したりする例を多く経験しています。

 

栄養療法には、食事の内容や食べるタイミング、必要に応じたサプリメントの選び方など、日々の生活に少し工夫が必要です。また、体調や気力により「どこまで頑張れるか」は人それぞれ。その時の状態に合わせて、無理のない範囲で取り組んでいただければと思います。

 

 

大切なのは、栄養にこだわりすぎてストレスになったり、逆に薬に頼りすぎて食事が疎かになったりしないこと。日々の食事と治療のバランスを大切にしながら、一人ひとりに合った方針をご相談のうえで決めていきます。